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あきいが201009


9月5日朝の天文台

日程と会場

期日:2010年09月4・5日
会場:スターフォレスト御園

◇09月04日

◇天気

快晴
今年の夏は猛暑続きで猛暑日の連続日数を更新した観測点が多いようです。
また、雨も極端に少なくて8月は31日間太陽写真観測ができました。
気圧配置は梅雨明け直後の「鯨の尾」型が続いています。
インターネットで雲の動きを連日見ていました。昼間は雲一つない好天気でも夜になると山間部では雲が発生していました。
雲の動きを見ると、午後になって三河部や遠州西部の平地と山間部の中間あたりや長野県側で発生した雲が愛知・静岡・長野の県境に集まってくるように見えました。
晴れてくれるといいなと思いながら快晴の岡崎を2時過ぎに加藤先輩の車に同乗させていただき出発しました。感謝します。 途中、山間部に目をやると入道雲らしき雲が目に入りました。いやな予感です。

渋滞に巻き込まれることなく16時40分前に天文台に到着しました。江場カーも同時に到着です。石川号はすでに到着していました。
西尾さんが遅れると言うことで皆さん、先にお風呂に入りました。18時30分、夕食開始です。やがて西尾さんも到着し、全員が食堂で顔を合わせることができました。

現地に到着したときの加藤カーの温度計は26.5℃を示していました。少し涼しさを感じました。

◇望遠鏡申し込み観望会

18時に第1号機(21cm反射赤道儀)を申し込みました。

◇プラネタリウム鑑賞

19時30分からプラネタリウム鑑賞会です。いつもの特等席に座り秋の夜空を楽しみました。

◇観望会

快晴に恵まれた観望会です。
60cm反射赤道儀で木星の写真を撮すことができて大満足です。




加藤さん撮影。下はRegistaxとStellaImageで編集(伊賀)

◇21cmで観望

21cm反射望遠鏡で木星、こと座のM57(環状星雲)、ダブルダブル(二重星)、はくちょう座アルビレオ(二重星)、アンドロメダ座γ星(二重星)、M31(アンドロメダ大星雲)、三角座M33(三角座大星雲)、おうし座M45(プレアデス星団) など観望しました。





2010年09月05日01時07分00秒までの2分間
2010年09月05日01時11分00秒までの2分間
2010年09月05日01時21分06秒までの2分間
2010年09月05日01時32分04秒までの2分間
2010年09月05日01時41分00秒までの2分間
34分間に大赤斑は西(画面左)に、衛星のイオは東に
移動していることがわかります。
2010年初頭からSEB(南赤道帯)が淡化し始めやがて消失しました。
21cm反射望遠鏡に
3倍のバーローレンズととPC Webカメラを接続して撮影し、
Registaxで処理した木星像です。伊賀撮影

◇流星

30cm観望会中もスリットを流れました。 観望会が終わってからの我がグループ観望会中も多くの流れ星を認めることができました。

◇天の川

02時頃までは快晴でれいな天の川を見ることができました。やがて雲が広がってきましたので21cm望遠鏡での観望会を終わりにしました。

◇シリウス

台風が沖縄付近に9月に、東の山から昇ってきた直後のシリウスを望遠鏡で眺めてみると星の色が七色に変化してとてもきれいだそうです。朝の03時頃、雲間から月とシリウスが昇ってきました。 13cm双眼鏡(ニコン製)と15cm反射赤道儀(ミザール製望遠鏡SL-15+高橋製EM-1赤道儀)を玄関前に持ち出し鑑賞しました。また、デジタルカメラでも撮影できました。 シリウスは空が明るくなった後でもはっきりと見ることができました。赤道儀が正確に設置されていれば望遠鏡の視野への導入も楽になり、日中でも15cmで見ることができます。
10月05日02時の気温19℃でしたが半袖シャツで特に寒さは感じませんでした。

◇09月05日

天気

空は晴れ上がりました。
今回は久しぶりの徹夜でした。早朝出発組が起き出して朝食をとりました。江場カーは朝6時40分に出発しました。石川号は8時30分ころ出発。

ゆっくり組の西尾号と加藤カーは10時天文台を後にしました。

帰路、加藤カーは伊賀の希望で故金子功先生宅と御園天体科学センター跡を訪ねました。

文山荘

2009年04月30日になくなられた故金子功先生のご自宅を訪ねました。奥様にお断りし写真を撮らせてもらいました。


玄関に掲げられた「文人荘」


母屋の西側に設置された観測小屋



母屋の南側に設置されたスライディングルーフ

金子先生が操作され、各種天文機械を送り出した工作室。

旧御園天文科学センター



30cm赤道儀が設置されていたドーム
赤瓦の建物の奥にプラネタリウムのドームが見える。
東栄町御園科学センターに設置されていた
金子式プラネタリウムは名古屋市科学館にて展示されるそうです。


旧御園小学校校舎南に設置されている日時計。
水平面に一年中読み取れる時刻盤。

赤道面上側に春分から秋分、下面に秋分から春分まで読み取れる時刻盤。


東経137度42分55秒、標高六五〇メートルの標識。


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