* 部分月食 * |
9月8日未明に見られる月食は、月の一部分が本影の中を通る部分月食です。
図のように、最大に欠けたときでも、月の右上のほんの一部分しか欠けないため、肉眼では月食が起きている様子がわかりにくいかもしれません。もし、双眼鏡などがあれば、三脚で固定して、じっくりと観察してみてはいかがでしょうか。 日食と違い、月食は、月食が起きている時間帯に月が空に出ていれば、どの地域でも同時に月食が見られます。 月が本影の中に入り始めるのは3時05分、最大に欠けるのは3時51分、本影から出るのは4時38分です。 最大に欠ける3時51分の時点で、食分0.189です。食分というのは、食分が1以上で皆既月食となりますから、今回の月食は、ほんのわずかに欠ける、部分月食です。 ************************* この月食をVixenの小型望遠鏡80/400mmとCanon一眼デジタルカメラKissDigitalをタカハシEM-200赤道儀に載せて写真撮影をした。 |
2006年09月08日 画面上が北、左が東