1090 Sumida
隅田(すみだ、1090 Sumida)は、小惑星帯にある小惑星である。
1928年2月20日、東京帝国大学附属東京天文台(現・国立天文台)の技師であった及川奥郎が、東京府北多摩郡三鷹村(現・三鷹市)の東京天文台において発見した。カール・ラインムートがドイツのハイデルベルクで2月24日に独立して発見しており、公表されたのはラインムートの方が早かった。
第二次世界大戦以前の日本で及川が発見した8つの小惑星のひとつ。他の小惑星と同様、名称は関東地方の地名から隅田川の名が付けられている。
隅田
1090 Sumida
仮符号・別名 1928 DG
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1928年2月20日
発見者 及川奥郎
軌道要素と性質
元期:2010年7月23日 (JD 2,455,400.5)
軌道長半径 (a) 2.360 AU
近日点距離 (q) 1.843 AU
遠日点距離 (Q) 2.878 AU
離心率 (e) 0.219
公転周期 (P) 3.63 年
軌道傾斜角 (i) 21.50 度
近日点引数 (ω) 337.65 度
昇交点黄経 (Ω) 148.07 度
平均近点角 (M) 284.70 度
物理的性質
自転周期 2.719 時間
絶対等級 (H) 12.49
色指数 (B-V) 0.693
色指数 (U-B) 0.224
−−出典 JPL−−